▼2007/03/10  釣り日記           

 高津川水系  天候曇り  時刻9時  気温9℃  水温4℃       
 
 初漁日!!
 師匠と渓にいけれる約束がとれて、前日からそわそわし、まるで小学校の遠足の前の日のように
 落ち着かず多少ゆんべは寝不足と相成り、起床のベルが鳴ると間違いなく起きて
 身支度整えるおじさんです。
 7時出発。わくわくしながら、一路北へ車を走らせる。
 峠越えの際に表示されてる午前8時ごろの温度計、
  「 えっ うっそ〜  −3℃ ???」
 
 先日、急激な寒波が押し寄せ、中国山地ぞいでは雪が降ったとの情報があったが、
 峠越えの頂上あたりには、道路には積雪はないものの、人が足を踏み入れてない場所には
 約15cmぐらいの積雪があり、久しぶりの冬景色を眺めながらの初漁日です。




 安全運転で走ること約1時間半。
 目的地に着くと晴れた良い天気ではないですか。
 お天道様が照り、少しは暖かいかなと思いきや、
 車から降りると、  「 さむ〜 」 
 半年ぶりに履くウエーダー。
 師匠はこの度ウエーダーをひとつ新調し・た・ら・し・い。
  「 いいな〜 」
 
 身支度を整え いざ 半年ぶりの渓のなかへ
 
 転げないように慎重に石の上を歩き始めて約30分ごろ
 左足の太もものあたりから、痛みを感じ、最慎重に一歩一歩足を運ぶ おじさんでした。
 年々、なにがしかの自覚症状を感じてはいるものの、つり始めて30分ぐらいで
 痛みを感じるとは 我ながら情けなく思った。

 「 寄る年には 勝てんのかの〜 」
  ちょっとだけ 弱気になるおじさんでした。

 肝心なヤマメのあたりはまったくなく、ルアーを追ってくる姿も見えなかった。
 水温4℃では 活性が悪いかも、、、、。







  水辺で、朝日に照らされて
   ひなたぼっこしている
です









楽しみな昼食の時間がやってまいりました。
 この度製作した  「 My Tabule 」 のおひろめです。
 使ってみると、まずまずの感じで、風が少しあっても、炎の状態は良好で
 アウトドアーで使うものの中では
 少ない火力で、熱効率を上げ、短時間でお湯を沸かすことが出来た。
  「 いい仕事 してますね〜 」

 師匠も  納得 なっとく。








 「 My Table 」








 午後から 天気は次第に下り坂になり 雨が降りだした。
 昔から師匠とは、くじ引きによる場所の割り当てすることになっており
 本日もくじを引くと
  師匠は上流  おじさんは下流  に決定 

 上流の本流を攻めてみるがこれもあたりなく、
 師匠とともにヤマメの顔をみることはなかった。
 師匠も疲れがでて、元気が少しない様子。もちろんおじさんも足が重い。



思い切って上流に走ることにした。
 午後四時を回ると里山は薄暗くなり、寒さも一段と厳しく感じた。
 師匠は下流へ  おじさんは上流へ
 雪の重みで竹やぶの竹が里川の淵に丸く倒れていて、そのトンネルの中を水が流れており
 竹と竹のスキマにルアーをうまくチョイ投げすると
 一投目にルアーを追ってくる約18cmの黒い魚体が見えたが、おじさんの姿を見るなり

 「 おじさんじゃ〜 いやだよ〜 」
  クルッと方向転換して深みに戻っていった。
 
 おじさん
  「 次回の楽しみに のこしておこーっと 」




 ある日のこと、ラジオからこんな情報を聞くことができた。
  マイナスイオンを吸収すると、血液内の赤血球が活発になることが、
  臨床実験で実証されているとか
 
 とすれば  これだけ長時間渓の中を、ほっつき歩いているおじさんは
 ますます 元気になる はずと 
 思うばかりの 師匠との楽しい つれない ? 初漁日でした。

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